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とある京の作家の話

ぽちぽち読み漁るSNS媒体を広げて、時間差でいろんな方の歩んだ時間を辿るのが最近の日課です。


川端康成でしたっけ、違うな、谷崎潤一郎あたりだ。

彼を筆頭に私小説なるものが流行ったのも今のように時代が混乱極めていた時だった、というのを思い出します。


さてさて、私も最近はnoteや自サイトに生息地を戻しつつあるのですが、今日はちょっと語りたいなと思って、語ります。きっと公開情報だと思うし。


森●登●彦という作家さんをご存知でしょうか。

(私は有頂●家族が一番好きです。あれはアニメも良い。P.●.Worksありがとう。)


彼の大学時代の話を大学生の頃に聞くことがあり。

ふとそれを思い出す日記を読んだので、ほんの少しだけ語らせてください。


彼が通っていた大学にはライフル射撃部という部活があります。どうやら彼はそこに所属なさっていたそうで、四畳神話体系や夜は短しで小野や私や黒髪の乙女がやっていたことの元ネタは、そこでの楽しい部活生活から着想を得ていたそうな。

そういえば、その話をしてくださった先輩は母校の先輩でもあって、今思うと不思議な縁だなあ。あの時は森見さんにそこまでハマっていなかったので、勿体無かったな〜と不定期に思い出しては思います。


どこかの次元の私は、きっとライフル射撃部で楽しい人生を送っているでしょう。


森見さんの文体は、ま〜〜〜もうね、懐かしさしかないんですよね。肌になじむと言うか。斜に構えているくせに小心者で陰気臭いところとか。めちゃくちゃ「わかって」しまう。私だけかもしれません。


季節になると鍋を囲む人がいたり、畳一枚とテント一つの下で酒を片手に集まっていたり、折田先生像が置かれたり、毎年機動隊?が寮に乗り込んできたり、毎日がお祭り騒ぎな大学で。

なんだこれは?って思ったら出かけちゃう、面白がって遊びに行っちゃう人がそういう不思議を作っていて、見つけた人同士でつなげていく。

そういう空気のある大学でした。


要するに回想法ってやつです。懐かしくなって語りたくなって、でもおおっぴらに語るには恥ずかしくて、ここにぶんなげよってなった、そんな夜。

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